アンソニー・エドワーズ、敗戦後に自身とファンへ呼びかけ

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米スポーツニュースサイト"RealGM"のWes Goldberg、John Wilmes、Jack Tien-Danaが2024年11月28日(日本時間)に報じた内容によりますと、NBAチーム、ミネソタ・ティンバーウルブズがシーズン中の試合で相次ぐ敗北に苦しみ、スター選手のアンソニー・エドワーズが自身とチーム、そしてファンを激しく批判しました。
ここではその詳細をレポートします。

メディアの前で感情むき出しになったアンソニー・エドワーズ

28日(日本時間)のサクラメント・キングス戦でティンバーウルブズは敗れ、これでシーズン通算8勝10敗となりました。4連敗となるこの試合後、エドワーズはメディアの前で感情むき出しのコメントを残しました。

「君たちが何を知りたいって?我々がなぜ負け続けてるのか?」と彼は冒頭に放ち、続けざまにチームの問題を指摘しました。「フロントランナー(勝つときは大声で応援するが、負けると応援も出来ず黙ってしまう者)を嫌っている」とエドワーズはコメント。
自分はフロントランナーではなく、試合中、チーム全体がそのようだったと主張しました。

負けているときはだれも声をあげず、勝っているときにだけみんなが声援を送る。これがフロントランナーであり、今日の試合で彼ら全員がそうだったと彼は明言しました。

チームへの批判も

また彼は、自分自身を含むチームがヘッドコーチからの指示に耳を傾け、そのプレーセオリーに従っていないと感じていることを公にしました。さらに、チームが「軟弱」で互いにコミュニケーションを取ろうとしないと指摘。そして彼ら全員が自己中心的な行動をしており、さらに最近のホームゲームでファンからブーイング(非難のブーイング)を受けていることについても触れました。

全15人の選手が自分自身に閉じこもり、互いに離れていっていることが明らかであり、それは彼も、チームも、コーチ陣も、そしてファンも目に見えて感じ取れるとエドワーズは強調しました。「それが信じられる?我々は自分たちのホームエリアでブーイングを浴びている。これはやばい状況だ」と彼は訴えました。

今回のエドワーズのコンフェレンスは、チームの内情が混乱していることを示しており、チームの改善が求められていることが明らかになりました。その解決の道筋をどのように描き出していくのか、今後の彼の行動に注目が集まります。

最後になりましたが、「リバウンド」はシュートを外したボールをもう一度取り戻すこと、「打撲」は他の選手との接触により負った傷を指します。選手の言動からこれらの行動の発生や影響を読み取ることがスポーツ観戦の一部となりますので、覚えておくとより一層バスケットボールをお楽しみいただけます。

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Posted by AllStars